【腰痛・姿勢・ぽっこりお腹】原因は腸腰筋かも?治療家が教える”体幹の要”

2025年04月9日

「ストレッチしても腰痛が治らない…」その原因、腸腰筋かもしれません

「ストレッチやマッサージをしても、腰の痛みがなかなか取れない…」
「姿勢を良くしようと意識しても、すぐ猫背に戻ってしまう…」
そんなお悩み、ありませんか?

その根本原因のひとつに「腸腰筋(ちょうようきん)の衰え・硬さ」が隠れているかもしれません。

実は、腸腰筋は「インナーマッスルの王様」とも呼ばれ、腰痛・姿勢・体幹の安定すべてに関わる超重要筋です。
この記事では、整体・整骨院の現場から見た腸腰筋の役割と、具体的なケア法についてお伝えしていきます。



腸腰筋とは?|腰と脚をつなぐ“深層のバランサー”

腸腰筋は、以下の2つの筋肉から構成されるインナーマッスルです。

腸腰筋を構成する筋肉

  • 大腰筋(だいようきん)…腰椎から太ももの骨(大腿骨)につながる筋肉
  • 腸骨筋(ちょうこつきん)…骨盤の内側から大腿骨につながる筋肉

この2つをあわせて「腸腰筋」と呼び、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉でもあります。

腸腰筋の役割

  • 股関節を曲げる(脚を持ち上げる)
  • 骨盤と腰椎の安定化
  • 姿勢の維持(とくに座位・立位)

まさに「体の軸を支える大黒柱」といえる筋肉です。

腸腰筋が弱る・硬くなるとどうなる?

腸腰筋の機能が落ちると、実にさまざまな不調が起こります。
とくに整体・整骨院でよく見る症状と関連が深いため、しっかり理解しておきましょう。

よくある症状とその関係性

  • 慢性的な腰痛
     →骨盤が前傾・後傾し、腰に常に負担がかかる
  • 猫背・反り腰などの姿勢不良
     →腸腰筋の左右差や硬さにより、骨盤が歪む
  • ぽっこりお腹
     →骨盤が後傾し、腹圧が下がって内臓が前方に出やすくなる
  • 歩幅が狭くなる・つまづきやすくなる
     →足を上げる筋肉がうまく使えなくなる

とくに「腰が重い・動き始めがつらい」という中高年の方は、腸腰筋の影響を受けているケースが非常に多いです。

なぜ整体・整骨院では腸腰筋に注目すべきなのか?

これまで、肩こりや腰痛のアプローチといえば「患部中心」の施術が一般的でした。
しかし、現場では「何度も戻る症状」に悩む患者さんが増えています。

その根本的な原因のひとつが腸腰筋の問題。
どれだけ表面を整えても、「体の深部=インナーマッスルのバランス」が崩れていれば、効果が持続しません。

腸腰筋を整えるメリット

  • 姿勢が自然と良くなる
  • 骨盤の傾きが改善され、腰への負担が減る
  • 歩行時のバランスが安定する
  • 深部の筋肉が働くことで、代謝もアップ

つまり、「腸腰筋にアプローチできるかどうか」が、施術効果の”持続力”を大きく左右します。

整骨院でもできる!腸腰筋のセルフケアと運動指導

では、腸腰筋を整えるにはどうすればよいのでしょうか?
患者さんに指導しやすい、簡単なセルフケア&エクササイズを紹介します。

腸腰筋セルフチェック

  • 壁に背をつけて立ち、腰と壁の間に手を入れる
  • 手のひらがスッと入る or 手首まで入る場合、骨盤が前傾(反り腰)の可能性あり
  • 床に座って膝を抱え、背中が丸くなってしまう人も要注意

おすすめの腸腰筋ストレッチ&エクササイズ

  1. ランジストレッチ(腸腰筋ストレッチ)
     脚を前後に大きく開き、前脚に重心をかけるように伸ばす
     →片脚30秒ずつ、1日2セット目安
  2. ニートゥチェスト(膝抱え運動)
     仰向けで膝を胸に引き寄せる動き
     →腸腰筋と股関節の柔軟性向上に◎
  3. 足上げ体操(レッグレイズ)
     仰向けで両脚をゆっくり上げる
     →腹部と腸腰筋を同時に鍛えられる

※注意:腰痛が強い方には、無理に負荷をかけず、まずはストレッチ中心で始めるのが安心です。

腸腰筋には楽トレがおススメです。

詳しくは楽トレの施術ページへ


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