

こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。
脊椎は7つの頚椎、12つの胸椎、5つの腰椎に分けられ。正常な脊椎は前から見ると直線状ですが、横からみると頚椎は前に、胸椎は後ろに、腰椎は前にカーブしています。
側弯症は前から見て脊椎が10度以上曲がる状態です。原因は色々ありますが、多くはその原因が明らかでない特発性側弯症といわれるものです。
その他、神経や筋肉の病気、外傷、腫瘍などが原因となることもあります。
また、側弯症の多くは、成長期の子供に発症しますが、自覚症状が乏しいため、初めは本人も周りの人たちも気づかないことが多く見受けられます。
外見に変化が明らかになるころには、脊椎の変形が相当進んでいる場合もあるので、治療のタイミングを逸しないためにも早期発見が大切です。
「特発性側弯症」と言われておりますが、原因はありますか?日頃の生活習慣、姿勢の悪さに問題があるのでしょうか?
特発性側弯症の原因は分かっておりません。というよりは、原因がわからない側弯症が「特発性側弯症」です。
脊椎側弯症は、以下の様に「機能性側弯症」と「構築性側弯症」の二つに分類されます。
特発性側弯症は「構築性側弯症」、一方、生活習慣や姿勢の悪さから生じる側彎は「機能性側弯症」に分類されます。
機能性側弯症は、日常生活の中で、姿勢などを注意することにより改善される可能性がありますが、構築性側弯症は進行を防ぐことはできません。
側彎の程度が軽度である場合、この二つの側弯症を見分ける事は難しい場合があります。
治療のタイミングに逸しないためにも、自分で判断しないで専門機関の受診をおすすめします。