

こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。
顎関節症と不定愁訴について
顎関節症は、顎の痛みや開口障害だけでなく、耳鳴り、腰痛、肩こりなどの身体的異常から、イライラ、倦怠感などの心的不調まで、不定愁訴と呼ばれる症状を併発することがあります。
又、免疫力の低下と顎関節の筋肉の凝りが解決されない限り、顎関節症を再発することが多く、かつ、慢性化しやすい症状でもあるのです。特に不定愁訴が慢性化した場合には、例えば歯科医での治療で、根本的な解決を求めるのはやはり難しいのではないかと思います。
もちろん、歯並びやかみ合わせの悪さが原因となっている場合には、歯科医による治療やはり必要ですが、顎関節症の一番多い原因は、顎関節症の原因でも述べたように、ストレスです。
ストレスが原因となって、「顎が痛くて、腰が痛くて、倦怠感がある」などのような不定愁訴が現れた場合には、鍼治療により、全身の血行を改善し、身体の免疫力を高めることが大事になります。
顎関節症が鍼灸適応症の一つ
鍼灸院に、顎関節症治療に来られた患者様は、「顎の痛みの治療」よりも「本当は耳鳴りの方を先に何とかしたかった」「慢性化した腰痛を先に治したかった」という隠れた声が多かったことには驚きました。
又、顎関節症を患った多くの患者様は、首回りや肩、特に耳や顎付近の筋肉が固くなっていて、凝りを生じていました。
仕事や家事、受験勉強などで多忙で、知らずのうちに歯をかみしめて作業をしている方が多く、その影響で顎関節が硬くなり、顎関節のずれ、顎関節の炎症を生じていました。
このようなケースは、鍼灸治療で凝りをほぐし、炎症を和らげる必要があります。
この筋肉の凝りを解決しない限りは、顎関節症が治らないばかりか、顎関節症を再発する可能性も高いのです。
これまで、顎関節症に悩む患者さんが鍼灸治療を受けられて元気になった患者様を数多くみてきました。
慢性的な顎関節症に悩まれている方がおりましたら、一度は鍼灸治療をお試しされるのもよいかと思います。