

こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。
四十肩・五十肩かどうかの判断法は?
さまざまな腕の動作ができるかで判断
四十肩・五十肩になると、肩関節の可動域(動かせる範囲)がかなり制限されます。整形外科では、腕を上げる、横に開く、後ろにまわすなどのさまざまな動作を行ってもらい、四十肩・五十肩かどうかを判断します。痛みを感じたり、スムーズに出来ない場合、四十肩・五十肩が疑われます。
四十肩・五十肩は放っておいてもいいの?
自然の治るが、症状の改善のためには治療を、四十肩・五十肩の多くは、放っておいても半年なから1年で自然に治ります。しかしその期間、痛みや「いつ治るか」などの不安に悩まされる人も少なくありません。
整形外科では、肩関節のどの部分にどんな炎症が起こっているかを検査・診断し痛みには消炎鎮痛剤などを処方します。早く回復するために、肩関節の可動域を少しずつ広げる運動療法の指導なども行います。医師に相談し、治療を受けることは完治に向けての近道です。
痛みを和らげるために?
肩関節を温める、湿布薬を貼る等痛みがあるときは安静にし、肩関節を温めるのが大変効果的です。熱いお湯に浸したタオルを絞ってビニール袋に入れたものを、肩関節を包むように広めにのせると良いでしょう。市販の湿布薬を肩関節に貼ることも効果的です。
ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、シャワーをかけるのも手軽な方法です。40~42度のお湯を2~3分17~20℃の水を2~3分交互にかけることを10~20分くらい続けるのもよい方法です。あとで肩を冷やさないよう、最後はお湯のシャワーで終了します。また、衿ぐりの大きく開いた服は肩を冷やす原因となりますから、普段の服装にも気をつけて下さい。
肩関節をゆっくり動かしましょう
痛いからといって動かさないでいると「フローズン・ショルダー(凍結肩)」といって肩関節がほとんど動かなくなることがあります。症状の悪化を防いで回復を早めるために、肩関節の可動域を少しずつ広げる体操が有効です。腕を動かす動作を痛みが起こらない、ぎりぎりの範囲で無理せずにおこなってください。ほんの少しずつでも毎日続ければ、大きな効果が得られます。