

こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。
【胃痛の治療法】
胃痛には様々な原因が考えられるため、慢性的な胃痛を胃薬などでごまかし続けるのはあまりよくありません。自分で出来るセルフケアとしては食生活や生活習慣を整え、全身の血行をよくし、心身をリラックスさせるなどの全体的な調整が大切でしょう。
また、胃の弱り、慢性的な胃腸の病気、ストレス性ののもの、胃けいれんなどには鍼灸治療が有効です。背中の膈兪や胃兪、腹部の不容やちゅうかんへの刺激によって症状を軽減し、胃の働きを正常に近づけていきます。なお、胃けいれんの梁丘という特効のツボがあります。
膈兪 背中の第七胸椎と第八胸椎の間で、指2本外側に位置するツボ
胃兪 背骨の骨の第12胸椎の両側にあり、カラダの中心線から親指の幅1本分のところにあるツボ
不容 みぞおちの中心から指2本外側にあるツボ
ちゅうかん みぞおちとおへそを結んだ線の中間点にあるツボ
胃痛に期待できる鍼灸治療の効果
鍼灸治療では、胃痛の痛みを和らげる対症療法だけではなく、胃の機能調整や心身のリラックスなど総合的に胃の健康を取り戻すことで胃痛の抜本的な原因を解消しょうと考えます。また胃の心身のさまざまな部分からの影響が症状に出やすい場所なので、鍼灸治療の際に胃以外の意外な場所の不調を発見できる場合もあります。