

「骨盤の歪み」や「骨盤矯正」とはどんなことかわかりますか?
なんとなく良くないとはわかるけど、それがどういった不調を引き起こすのか、何が原因であるのか までご存じですか?
ここでは≪体の中心にある大切な器官≫である骨盤について書いていきます。
上に挙げたような症状に悩まされていませんか?
これらの症状は≪骨盤の歪み≫に由来している可能性があります。
骨盤は足の筋肉、お腹の筋肉、背中の筋肉とつながっています。また、内臓の受け皿となって内臓を支えています。そのため、骨盤とからだの調子には非常に深い関係があります。まさに体の土台のようなものですね。
そんな骨盤が歪んでいるということは、骨盤回りの筋肉、内臓に不調をもたらすだけではなく、そういった不調をカバーするために体の他の部位に余計な緊張や負荷がかかっていることを意味します。
骨盤の歪みは放置すると足のライン・体のラインが崩れる、むくみ、内臓の不調、自律神経の乱れ等の様々な不調を引き起こします。
骨盤の歪みの原因は以下のような原因が挙げられます。
悪い姿勢は骨盤の歪みにつながり、骨盤の歪みは悪い姿勢につながります。姿勢が悪いと、骨盤の位置も悪くなり、長い期間時を経るうちに、ひいては慢性的な骨盤の歪みにつながります。このように骨盤と姿勢は深い関係があります。
いつも片方の腕で鞄を持ったり、いつも組む足が同じであったりすることは骨盤の歪みにつながります。そもそも足を組むことは骨盤の歪みにつながることですが、できるだけ足を組む場合はできるだけ意識的に足を組み替えたりするのが良いでしょう。
10か月の妊娠期間では、子宮を支えるために骨盤が大きな役割を果たしますし、出産に際して骨盤は緩みます。また、育児の際に授乳や抱っこなどで同じ姿勢を続けると、体の片方のみに負荷がかかり、骨盤の歪みにつながります。産後にその状態から戻らないと≪産後太り≫の原因になることもあります。
普段の生活で簡単にできる対処方法を紹介します。また、骨盤の歪みの原因に記載の内容の対処方法として、姿勢に気を付けることや、片方に負荷をかけ続けないことも意識的に行ってください。
骨盤の歪みによってこわばった筋肉をストレッチによってほぐすことで、骨盤周辺の筋肉や骨盤自体に作用し、骨盤の位置を整えることができます。膝を立てて仰向けに横になり、
こちらは上に書いたストレッチと大変に通った内容なのですが、立ったまま足を肩幅の2倍弱に開き、スクワットのようにゆっくりとおろしていきます。イメージはお相撲さんの四股(しこ)です。さらにその状態から体をねじりながら傾けて肩を体の正中線に近づけます。かのイチロー選手も良くやっていましたね。
しかしこういった方法では対処しきれないことや、効果が見られないことがあります。そんなときはぜひ一度、骨盤矯正を試してみてください。
前述したとおり、骨盤は足、お腹、背中の筋肉や内臓と密接な関係があるため、骨盤矯正をすることで、様々なメリットがあります。
骨盤の歪みは姿勢が悪くなることにつながり、それによって内臓を圧迫してしまい、内臓の血流を阻害することがあります。そのため、骨盤矯正をすることで姿勢がよくなり、内臓の働きも良くなることがあります。胃腸の活動も活発になり、便秘の解消にもつながります。また、骨盤の歪みはひどい場合だと肩こりや腰痛を引き起こしますが、正しい姿勢になることで、肩こり、腰痛の解消も期待できます。
筋肉の緊張がほぐれ、内臓の位置が改善すると、血液やリンパ液の循環も円滑になるため、代謝が良くなり、太りにくくなる効果も期待できます。これまで滞っていた血液やリンパ液の流れが良くなることで、むくみや冷え性の改善にもつながります。また、骨盤は脊椎とつながっていて、脊椎には自律神経が通っています。骨盤の歪みは自律神経の乱れを引き起こすことがあるため、骨盤矯正は自律神経の乱れを改善する効果も見込まれます。
このように骨盤矯正のメリットは多岐にわたります。からだ、こころの調子を整えるのに骨盤矯正はとても効果があるため、気になる方は一度当院にお越しください。