

頭痛が起こると1日なにもやる気がでなかったり、ひどい場合だと動くのも辛い・・・
ということがありますよね。
本日は「どうして頭痛が起こるのか?」
また、その原因と頭痛の種類について詳しくご紹介させていただこうと思います。
頭痛が起こる原因の多くは疲れや精神的ストレス、運動不足や生活習慣の乱れ・・・
など様々な原因があります。
例えば、
寝不足や水分不足、栄養不足なども頭痛を引き起こす原因にもなります。
明確に頭痛の原因は”コレ”というものがないもの厄介ですね。
その他、
お酒を飲みすぎて2日酔いで頭が痛くなることもありますし、
一時血管が収縮し、またその欠陥が拡張することによって起こるような頭痛もあります。
場合によっては脳や全身の病気が原因の命に関わる頭痛もあるので、より注意が必要です。
①偏頭痛(へんずつう)
偏頭痛は片頭痛とも表記されます。ズキンズキンと脈打つような頭痛で左右のどちらかが痛み、
また女性に多く、前兆がある、同じ部位の頭痛を繰り返すなども特徴です。
原因としては、セロトニンという血管を収縮させる作用を持つ物質が放出され、一度収縮した頭部の血管が再び拡張することによって頭痛が起こるという説、また脳神経の中で最も大きい三叉神経が関与しているという説があります。
対処法としては、規則正しい生活をして自律神経の働きを整えたり、自分の痛みを誘う誘因を避ける、痛みが出そうなときに、頭を冷やして安静にする、などがあります。
あまりにもひんぱんに起こる場合であれば、頭痛薬などを服用するのもおススメです。
②緊張型頭痛
緊張型頭痛は頭をギュッとしめつけられるような圧迫感のある痛み、また重い感じがダラダラと続くのが特徴です。
緊張型頭痛の多くは身体的ストレスが強く関係していると考えられています。
首や肩などのこり、また筋肉が緊張する。姿勢の悪さ、身体の歪み、目の疲れなど、
その他歯の噛み合わせの悪さが原因となることもあります。
緊張型頭痛の対処法としては、原因となる筋肉の緊張を解消することが大切です。
正しい姿勢を心がけ、骨格・体型の歪みを改善します。痛みが始まったら、凝っている部分を温めます。マッサージなどで凝りをほぐすことも効果があります。高すぎる枕が原因となることもあります。
③群発性頭痛
慢性頭痛の中では群発性頭痛が目の奥がえぐられるような最も激しい痛みといわれています。
20~30歳代の男性に多くみられ、決まった片側が痛むのが特徴です。
年に1度、2度、あるいは数年に一度の群発期と呼ばれる期間に、毎日のようにしかも決まった時間に起こります。
とにかく痛みが激しいので、一度起こってしまうとかなり辛く、
対処法としては、群発期を予測して予防薬を服用します。また、群発期にアルコールを抑えるのも対処法の一つです。
頭痛の多くは日常生活の改善で、軽減することが可能です。
睡眠不足やストレスなどで起こる原因も多いので、なるべくは生活習慣を改善することで頭痛の発生を抑えることができます。
若いうちは夜更かしをしたり、食生活がバラバラだったりと、生活習慣が乱れることが頻繁にありますが、
頭痛がよくなる・・
という方は一度生活習慣の見直しを行うことをおススメします。
それでも改善しない場合は、生活習慣やストレスによる頭痛ではなく、命に関わる頭痛の可能性もあるので、かかりつけの医師に相談してみる必要があるかもしれません。